MAGNA F300は、ランサムウェア対策機能を実装可能かつ豊富なハイエンドストレージ機能を有するユニファイドストレージ製品です。大容量ストレージ・高速データアクセス・高可用性を実現し、中規模・大規模企業様の様々なニーズにも対応可能なストレージ製品です。
ストレージ内の専用コンテナでランサムウェアによる攻撃前、攻撃中、攻撃後の検知と分析を行い適切な保護とアラーム通知を実行します。
ストレージ管理者であっても設定された期間内は削除ならびにデータの改変ができない読み取り専用スナップショットを生成し、データの改ざんを防止します。
レプリケーションの同期終了後に、自動的にレプリケーションリンクを遮断し、隔離領域のデータを安全に保護します。
※2台構成必須
データ同期におけるデータ伝送を暗号化し、機密情報を漏洩しないように安全性を確保します。
※2台構成必須
NFS, CIFS/SMBのアクセスプロトコルを暗号化し、クライアントアクセスによるデータ窃取を防止します。
ストレージ内データを暗号化することでセキュリティを強化し、ランサムウェア攻撃による機密情報の漏洩リスクに対処します。
N:Nのリビルドにより、従来型のN:1のリビルドと比較して、効率的かつ高速なRAID再構築を実現します。
従来型:5時間@1TB → MAGNA:15分@1TB
1~2秒でリードオンリーのスナップショットを生成します。
最小15秒間隔でスナップショットの作成が可能です。
スナップショットを利用した別サイトへの非同期レプリケーション機能です。
オブジェクトレイヤーによるデータ転送により効率的なデータ転送が可能です。
スナップショットから読み書き可能なクローンを生成します。
既存および新規スナップショットからクローン生成が可能です。
MAGNA F本体2台のみで構成可能なActive-Activeソリューションです。
同一DC内または同一都市内などネットワーク遅延の少ない2つの拠点間で完全な並列アクセスを実現します。
ROWベースの軽量スナップショットを断続的に作成し、高密度なデータ保護を実現する機能です。
最小3秒間隔でスナップショットを取得可能で、リストアを高速に行えるため誤操作によるデータ削除やウィルス等の感染からデータを保護するのに最適なソリューションです。
ストレージリソースに対して、IOPS、帯域幅、または応答遅延の上限と下限を設定する機能です。
ディレクトリ、ユーザー、ユーザーグループ単位でストレージ容量を制御する機能です。
ストレージリソースをテナント毎に論理的に分離し、テナント単位での運用と管理を提供する機能です。
ファイルシステムのWORM(Write Once Read Many)を設定することでファイル書込み後、保護状態になることを保証します。この場合、ファイルの修正、移動、削除はできませんが、複数回の読み取りは可能です。
Windowsベースのアンチウィルスサーバに接続することでオンアクセスおよびオンデマンドのファイルスキャンによるウィルス除去をサポートします。Web UIまたはCLIによりアンチウイルスサービスのポリシー設定、スキャンタスクの作成、タスクの進捗状況を確認することができます。
タイムポイント(TP)テクノロジーを利用したROWベースのWritable Snapshot機能を提供します。また、Snapshot Cascadingに対応しており、最大8レベルのCascade Snapshotを作成できます。
RPO≒0を実現するレプリケーションソリューションです。
サイト間が短距離または同一都市内では同期モード、サイト間が遠距離の場合は非同期モードを選択できます。
ソースLUNの完全な物理コピーをターゲットLUNに生成します。
MAGNA F本体2台のみで構成可能なActive-Activeソリューションです。
同一DC内または同一都市内などネットワーク遅延の少ない2つの拠点間で完全な並列アクセスを実現します。
ROWベースの軽量スナップショットを断続的に作成し、高密度なデータ保護を実現する機能です。
最小3秒間隔でスナップショットを取得可能で、リストアを高速に行えるため誤操作によるデータ削除やウィルス等の感染からデータを保護するのに最適なソリューションです。
オブジェクト固有のI/O優先度スケジューリングとI/Oトラフィック制御(上限制御と下限保証を含む)を使用して、アプリケーション毎のホストI/Oサービス品質を保証します。
ホストサービスを中断することなく、ソースLUNの完全な物理コピーをターゲットLUNに作成し、データ移行完了後にソースとターゲットのLUN情報を交換することでアクセス先をターゲットLUNに変更します。
仮想ストレージ機能を提供します。仮想ストレージはvStoreと呼ばれ、ブロックサービス、インターフェイス、各種データプロテクション機能を各vStoreごとに完全に分離させた運用が可能です。
インラインまたはポストにて、可変長重複排除を実現する適応型重複排除や圧縮が困難なデータを分離し圧縮する機能も有し、徹底した容量効率性を実現します。
自動暗号化ディスクによる暗号化とアレイ暗号化を含むデータ暗号化の機能です。
SSDドライブ内のデータ完全消去をサポートします。
モデル | MAGNA F300 |
ユニット数 | 2U |
コントローラ筐体 | 2.5-inch SAS SSDディスク 25本搭載モデル NVMe SSDディスク 36本搭載モデル |
搭載コントローラ数 | 2 |
コントローラキャッシュ | 256GB/512GB キャッシュ(1コントローラあたり128GB/256GB) |
対応ストレージプロトコル | FC、iSCSI、FC-NVMe、NVMe over RoCE、NFS、CIFS、NDMP ※SAN/NAS/SAN+NASを選択 |
搭載ディスク | 960GB/1.92TB/3.84TB/7.68TB SAS SSD 3.84TB/7.68TB/15.36TB/30.72TB NVMe |
RAID構成 | RAID5、6、RAID-Triple Parity(SSD3台の同時故障に対応) |
最大サポートディスク数 | 200 |
最大実効容量(2コントローラあたり) | 1024TiB ※コントローラキャッシュ:計256GBの場合 2048TiB ※コントローラキャッシュ:計512GBの場合 |
標準搭載ディスク拡張用I/F | SAS SSDモデルはminiSAS HD×4ポート(1コントローラあたり×2ポート) NVMeモデルは100GE RDAM×4ポート(1コントローラあたり×2ポート) |
拡張用インターフェースモジュールスロット数 | 12スロット(1コントローラあたり×6スロット) |
最大搭載拡張 ポート数 ※オプション選択 (コントローラあたりポート数) | 8Gbps FC×48ポート(24) 16Gbps FC×48ポート(24) 32Gbps FC×48ポート(24) 1G×48ポート(24) 10GE×48ポート(24) 25GE×48ポート(24) 40GE×24ポート(12) 100GE×24ポート(12) |
拡張用ディスク筐体 ※オプション | 2U 2.5-inch SASディスク 25本搭載 2U NVMe SSDディスク 36本搭載 |
電源ユニット | AC:200~240V±10% |
重量(ディスクユニット含む) | コントローラ筐体:SASモデル ≤ 45kg、NVMeモデル ≤ 50kg 拡張用ディスク筐体:SASモデル ≤ 20kg、SAS(100GE) ≤ 30kg、NVMeモデル ≤ 35kg |
外形寸法(W)x(D)x(H)mm | コントローラ筐体:SASモデル 447.0×520.0×86.1、NVMeモデル 447.0×620.0×86.1 拡張用ディスク筐体:SASモデル 447.0×410.0×86.1、SAS(100GE)モデル 447.0×510.0×86.1、NVMeモデル 447.0×620.0×86.1 |
動作環境 | 温度:5℃~35℃、湿度:10%~90%(結露なきこと) |
ソフトウェア(標準搭載) | ・スナップショット ・レプリケーション ・クローン機能 ・暗号化機能 ・Metro機能 ・CDP機能 ・重複排除機能 ・QoS ・データ消去機能 ・マルチテナント機能 ・Migration機能 ・Quota機能(NAS) ・WORM(NAS) ・アンチウィルス機能(NAS) |
オンサイト保守メニューとして、翌営業日対応オンサイト保守(3年/4年/5年)・24時間365対応オンサイト保守(3年/4年/5年)があり、オンサイト保守へのご加入が必須となります。
※6年以上の保守をご希望の際は弊社営業までご相談ください。